遺留分減殺請求は急いだ方がいい話(その③)

 では,いつまでに遺留分減殺請求をするべきか,という話ですが,出来れば令和元年6月中に相手方に到達するように請求をすべきです(発送ではダメなので注意!!)。
 ご承知の方もいらっしゃるかもしれませんが,改正された相続法が施行されるのが原則として,令和元年7月1日からだからです。
 
 また,6月中に間に合わないとしても,来年の3月中には到達するように請求した方がいいと思います。
 これは,来年の4月から新しい債権法が施行され,消滅時効の期間が5年と短くなるからです。

 以上をまとめると,①令和元年6月中までの遺留分減殺請求⇒消滅時効なし,②令和2年3月中までの遺留分減殺請求⇒10年で消滅,③令和2年4月以降⇒5年で消滅、ということになります。
 
 まあ,消滅時効の問題に関しては,放置しなければいいだけの話ですので,遺産はお金でもらえればいいと考えている方にはそこまで関係のない話でした(終)。
                          

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